サイバーパンク2077 モックス解説【設定や歴史など】

2067年、一人の女性が殺された事件を発端として、あるギャングが誕生します。

ーーーその名はモックス。

このページでは、モックスがどのような集団なのか、モックスはどのように結成されたのかなどをお伝えします。

サイバーパンク2077のように、設定が細かいゲームは、その設定を知れば知るほど楽しくプレイできるようになるものです。ぜひ!これを機にモックスについて深く知り、サイバーパンク2077をより楽しんでいってもらえればなと。

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モックスの概要

画像元:ゲーム内データベース「モックス」

サイバーパンク2077では、モックスはナイトシティで最も歴史が浅いギャングです。

「明日街から消えても気づかれないような人たち」

そのように表現されたモックスのメンバーは、現役および元セックスワーカーや文なしのアーティスト、目標のない反逆者、チンピラや変人、はぐれ者、そして公平なチャンスを与えられなかった、安らぐ場を持たない者たちで構成されています。

明確な縄張りはありませんが、カブキやリジーズ・バーの周りで活動しており、約200名から250名で構成される小規模のギャングです。ナイトシティの全域を支配しているわけではなく、拠点であるリジーズ・バー周辺で営業する施設やメンバー、セックスワーカーの保護に力を入れています。

モックスの収益源

画像元:ゲーム内データベース「リジーズ・バー」

モックスの主な収益源は、ナイトシティ随一のブレインダンスクラブとまで言われるリジーズ・バーです。

企業の社員やギャング(シックスストリートやヴァレンティーノズ)、ポップスターや地元の人々が、お酒を飲んだり、フロアで踊ったり、個室ブースで極上のアダルティなブレインダンスを楽しんだりしています。

そのブレインダンスはとびきり下品なものから上品なものまで、さまざまな好みに合わせたものが用意されているそうですが、そんなBDを作っているのが、天才的なBDエディター、ジュディです5

画像元:サイバーパンク2077のジュディ

そして2077年時点では、スージーQという愛称でおなじみの、スザンナ・クインがリジーズ・バーを経営しています。

画像元:サイバーパンク2077のスザンナ・クイン

モックスのファッション

モックスは、セックスワーカーが着ているような安価なファッションと、パンクの美学をミックスしたような服装を好みます。それはアグレッシブなキッチュ(俗悪)スタイルであり、派手なカラーを使うことが特徴的です。

また、戦闘を専門とするメンバーの中には、重々しいサイバーウェアで改造している者もおり、プラスチックやラテックスを身体に使用している者もいます。

画像元:サイバーパンク2077のリタ・ウィーラー

そんなモックスのシンボルの1つは、両刃の斧(ラブリュス)です。リジーズ・バーにあるネオンや、描かれているイラストなどからシンボルが見て取れます(下記画像参照)。

画像元:サイバーパンク2077

モックス誕生の歴史

時は2067年。ストリップクラブのオーナーである「エリザベス・リジー・ボーデン」の娘の1人が、タイガークロウズのチンピラに残忍にレイプされ殺害される事件が起こりました(ゲーム内では「タイガークロウズに殴られた」という表現が使われている)。

リジーは、加害者の3人を斧で殺し(ゲーム内ではタマを撃ち抜いたとされている)、その遺体をクラブの前に展示し、次のように宣言しました。セックスワーカーを傷つけた者は、誰であっても同じように殺す、と。そのようにしてリジーは復讐を果たしたのです。

ちなみにその復讐劇は壮絶で、血やゲロを掃除するのに2日かかったそうです。そのように派手にやったからか、リジーの復讐はすぐにタイガークロウズにバレて、リジーは殺されてしまいます。

しかし、その事件は、ストリップクラブで働く人たちとタイガークロウズの間だけでは収まらず、ナイトシティ全体に影響を与えるものとなるのでした。

タイガークロウズはリジーを殺す前に、クラブを襲撃して破壊していました。その過激な行動やリジーの死がきっかけとなり、タイガークロウズも予見できなかったほどの、ナイトシティ全域での長きにわたる暴動が起こったのです。タイガークロウズのメンバーや、彼らのビジネスが、その暴動のターゲットとなりました。

これらの事件によって、エリザベス・リジー・ボーデンは、ギャングの無法さや残忍さへの「反抗の象徴」となったのです。

リジーは、働く人たちがちゃんとお金をもらえるように、そして誰かに殴られたりしないように面倒を見ていました。

そんなリジーの思想を受け継いだ後継者が、破壊されたクラブを再建し、記念として「リジーズ・バー」と名付けます。そして、驚異や抑圧を感じている人たち、特にセックスワーカーやセクシャルマイノリティの間でそのように感じている人たちを集めて、ギャングを結成したのです。

その名はモックス(Moxes)。アメリカの古い俗語「moxie(勇気、気概など)」から来ており、抑圧者に立ち向かう決意が込められています。


っと、ここまで聞くと、正義感に溢れた集団のように思えるかも知れませんが…

モックスは自分たちを「働く女性や男性を、暴力や虐待から守る者」と自称しているにも関わらず、そのような女性や男性から、かなりのお金を要求しています。また、モックスはリジーズ・バーだけではなく、違法な売春宿もいくつか経営しています。

決して褒められたものではないのですが、あなたはどう感じるでしょうか?(個人的には、モックスはエロかっこいいからおk)

っという感じで以上!モックスについて知識が深まったのなら嬉しいです。他、新たな参考文献やらが見つかったら追記します。

注釈・出典

  1. ゲーム内データベース「モックス」
  2. ゲーム内データベース「リジーズ・バー」
  3. ゲーム内チップ「モックス」
  4. ゲーム内チップ「NCナイトライフードリンク、ダンス、イベント」
  5. メインジョブ「AUTOMATIC LOVE / 機械仕掛けの愛」でジュディに会いに行く際、モックスの楽屋前にいる二人の以下の会話より『あのこのバーチャが客を呼び、ここを支えているの』
  6. リジーズ・バーのマテオとの会話より
  7. Marcin Batylda, The World of Cyberpunk 2077 (English Edition), Dark Horse Books, 2020/8/4, No172-173
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